【2024】GLOOBEによる図面作成方法！フリーサンプルの取得方法も紹介

GLOOBEを操作して図面作成にとりかかりたいけれど、やり方がわからないとお悩みではないでしょうか。図面作成に時間がかかり困っている方も多いはずです。

そこでこの記事では、GLOOBEによる図面作成方法をわかりやすくまとめました。
また、GLOOBEの図面作成できること、図面作成に役立つフリーサンプルの情報も紹介しているので、GLOOBEを業務活用する参考にしてみてください。

GLOOBEとは？

GLOOBEは、国内シェア上位に位置する人気BIMソフトのひとつです。
福井コンピュータアーキテクトが提供しており、次のような機能・魅力をもっています。

• 国内の設計基準・条件に対応
• シンプルなUI（ユーザーインタフェース）
• 工事積算に対応

また、GLOOBEにはシリーズがあり「Architect」「Construction」「VR」という3タイプからプランを選べるのが特徴です。2D・3Dの図面作成をおこないBIM業務に対応したいなら、土木・建築およびVRによる合意形成に役立つGLOOBEをおすすめします。

GLOOBEによる図面作成の評判を詳しく知りたい方は、以下の記事がおすすめです。
他BIMソフトとの違いやGLOOBEならではの魅力を解説しています。

【2024】GLOOBEの評判は？BIMツールのシェア率や建築設計の活用状況を紹介

GLOOBEを使った図面作成方法・手順

GLOOBEを使って図面作成を始めたい方向けに、図面作成の方法と手順をまとめました。
画像付きで流れを解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

GLOOBEの図面作成方法

まず、インストールしたGLOOBEのソフトウェアを起動して、上画像の新規図面を立ち上げてください。図面の立ち上げが完了したら、最初に図面作成のプロジェクトを設定します。「ホーム＞プロジェクト」を選択して、次の情報を整理しましょう。

• 情報
• アクセス権

それぞれの情報は、土木・建築業務で発注者・他業者と連携するために重要な情報です。
誰が図面作成したのか確認できるように、必ず入力してください。

また、ここまで準備が終わったら、後は図面作成を始めるだけです。
基本的にGLOOBEは2D図面作成に「CAD編集」、3D図面作成に「敷地・外構」「建物設計」「専用設計ツール」を用います。

各種ツールを用いて図形を配置することによって、次のような建築物や地形の作成が可能です。

GLOOBEの図面編集方法

GLOOBEで作成した図面を編集したいときは、次の機能が役立ちます。

• 「ホーム＞図面作成」
• CAD編集リボン

どちらも図面作成した情報を編集する機能です。
出力する図面データの図枠を設定したり、図形の変更をしたりと、図面作成の調整に役立ちます。

また、専用の「図面作成モード」に切り替わった状態で作業できるのが魅力です。
3Dデータを2Dデータ化したい場合や、平面図や断面図、求積図など、図面を分けたい場合には、図面編集の機能を活用しましょう。

GLOOBEの図面作成でできること

GLOOBEの図面作図は、建築や土木、機械業務に活用できます。
参考として、よく利用されている図面作成の項目を整理しました。

建築設計

GLOOBEは、建築物の設計として図面作成を利用できます。
写真のように木造建築の検討はもちろん、壁面や屋根の配置、さらにはインテリアの配置検討など幅広い利用が可能です。

また、GLOOBEでは階層を分けて設計検討を実施できます。
他にも、建築業務に欠かせない日照シミュレーションや耐火性能のチェック、天空率の検討も実施できるのが魅力です。

さらに挿入した建築構造物や部材には、すべて数量や属性情報が付与されています。
自動で数量を算出できるのはもちろん、積算資料の作成にも役立つので建築BIM業務で活用してみてはいかがでしょうか。

土木設計

GLOOBEでは、土木設計向けの図面作成も実施できます。
基礎構造物の図面作成はもちろん、連携機能を活用すれば構造計算を実施できるのが魅力です。

また、土木設計で必要となる施工計画もGLOOBE内で実施できます。
重機を配置して工程計画を立てられるほか、土留めや坂路設計に必要となる仮設計画、土工計画も実施可能です。

土木設計でも同様に部材数量の拾い出しができるため、土木設計としてGLOOBEを導入してみてはいかがでしょうか。

機械設計

一部ではありますが、GLOOBEには建物内部に配置する機械設計用のデータも搭載されています。照明や空調など、さまざまな設備データが用意されており、シミュレーションを実施できるのが特徴です。

例えば、換気・空調解析による室内の温度変化をGLOOBE上で確認できます。
ヒートマップのように温度変化をチェックできるため、配置場所や数の検討に役立ててみてください。

GLOOBEを使った図面作成に利用できるフリーサンプル

GLOOBEの図面作成を1から実施する手間を削減したいのなら、フリーサンプルを利用して効率化するのがおすすめです。

参考として、すぐに導入できる図面作成フリーサンプルを4種類紹介します。

建築図面のフリーサンプル

GLOOBEのサポートサービスを利用すれば、スラブ造オフィスビルのフリーサンプルを入手できます。階層ごとの設計図面のサンプルとして役立つことはもちろん、設定条件を確認する際に役立つのが特徴です。

また「ホーム＞図面作成」の機能を利用すれば2D図面の図枠情報をチェックできます。
設定条件をまるごと流用できるので、ぜひ図面作成に役立ててください。

住宅図面のフリーサンプル

GLOOBEのサポートサービスでは、RC住宅や木造施設のフリーサンプルも提供されています。
前述した建築図面と同じく構造条件やプロジェクト情報がまとまっているため、そのまま流用できるのがポイントです。

また「ホーム＞図面作成」の機能に図枠情報がまとまっているので、サンプルをダウンロードしてみてはいかがでしょうか。

機械図面のフリーサンプル

機械図面のフリーサンプルをお探しなら、GLOOBEソフトウェア内で利用できる3Dカタログを活用しましょう。項目ごとに様々な3D図面が準備されているので、機械設備の図面を入手できます。

また、GLOOBEが提供している「確認申請支援ツール」を導入すれば、機械設計の中で利用する換気・排煙図面の設定が可能です。無料でダウンロードできるので、機械設計に役立ててみてください。

土木図面のフリーサンプル

GLOOBEが提供しているオンライン教材のサポートページを利用すれば、次のサンプルデータを入手できます。

• 基本編
• 仮設・土工編
• 点群アシスト編

実際に完成した図面がまとまっているため、図面準備や図枠の設定に役立ちます。
オンライン教材として利用でき、図面作成手順のマニュアルもダウンロード可能です。

GLOOBEを使って土木図面作成にとりかかりたい人は、まずフリーサンプルをダウンロードしてみるのが良いでしょう。

GLOOBEの図面作成に役立つマニュアル一覧

GLOOBEの図面作成を効率化したいなら、まずは福井コンピュータアーキテクトが提供する「マニュアル」を活用するのがおすすめです。参考として、無料でダウンロードできるマニュアルを一覧にまとめました。

画像付きの図面作成手順をチェックできることはもちろん、サンプルデータをダウンロードできるのが魅力です。また、GLOOBEのお客様サポートページには、次のような資料が掲載されています。

• チームシステムの導入
• 構造連携
• FM連携Revit連携
• 無料ツールの操作ガイド

GLOOBEで利用する機能情報がすべてマニュアル化されています。
わからないことがある、新しい機能を覚えたいという場合には、GLOOBEのお客様サポートを活用しましょう。

GLOOBE Architect・Construction・VRの価格情報

今後、GLOOBEシリーズの導入を検討している方向けに、Architect・Construction・VRの価格情報を紹介します。

詳しい価格情報を知りたい方は、以下の記事がおすすめです。
サポート内容を含めてお得なプラン情報をまとめています。

【2024】GLOOBEの価格はいくら？Architectを含めた全ソフトの情報を整理

GLOOBEによる図面作成についてまとめ

今回は、GLOOBEによる図面作成の方法や手順、できることについてわかりやすく解説しました。

GLOOBEは国内向けの土木・建築設計に役立つBIMソフトです。
一部、機械設計として役立つ機能も搭載されているので、業務に活用したいのなら、早めに効率的な図面作成の方法を覚える必要があります。

GLOOBEの図面作成の手順をチェックしたい人は、体験版を導入してサンプルデータに触れてみるのがおすすめです。GLOOBE Architect・Constructionの機能を利用できるため、目的に合うプランを申し込んでみてください。