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【2024】ハンディの3Dスキャナー5選!使用するメリットや注意すべきポイント

3Dプリンターが登場し、誰でも手軽に色々なものを作れるようになりました。そこで注目を集めているのが、3Dスキャナーです。
3Dスキャナーがあれば、専門的な知識がなくても3Dモデルのデータを用意することができます。

今回は初心者でも扱いやすい、ハンディの3Dスキャナーの中からおすすめのモデルをいくつか紹介します。

ハンディの3Dスキャナーとはどういうもの?

ハンディの3Dスキャナーとはどういうもの?

一般的な3Dスキャナーは固定式といわれるもので、対象物を装置に固定しスキャンする仕組みになっています。
一方ハンディの3Dスキャナーは、本体を手で持ち対象物を360度スキャンしていきます。
固定式は業務用、ハンディタイプは家庭向けのモデルが多いです。個人利用するのであれば、まずはハンディタイプのモデルから導入してみるとよいでしょう。

3Dスキャナーの基本については下記記事でも確認できます。

【2024】3Dスキャナーとは?できることや選び方・基本の使い方を解説

おすすめのハンディの3Dスキャナー5選

各メーカーから様々なハンディタイプの3Dスキャナーが出ているので、どれを選んだらよいか分からないという人もいるでしょう。そういう人のために、特におすすめの3Dスキャナーをいくつか紹介していきます。

3Dスキャナー名 スキャンサイズ 特徴
KSCAN-MAGIC 1,440mm×860mm
  • 平行赤外線レーザー
  • ブルーレーザー
  • 写真測量
TRACKSCAN-P42 500mm×600mm
  • 高解像度スキャン
  • 高速スキャン
  • ディープホールスキャン
SIMSCAN 203mm×80mm×44mm
  • 軽くて小さい
  • 光沢物や黒い物のスキャンも可能
IREAL 2E 580mm×550mm
  • 片手で使える
  • 操作が簡単
Einstar 434mm×379mm
  • 目に優しく人もスキャンできる
  • 髪の毛などの細かいものもスキャン可能

KSCAN-MAGIC

2021年11月1日に販売開始した、「SCANTECH」の3Dスキャナーです。本機種は複数のスキャンモードを搭載しています。平行赤外線レーザー・ブルーレーザー・写真測量など様々なモードがあり、用途に合わせて切り替えながら使うことができます。スキャン範囲が広いというのも、KSCAN-MAGIC特徴です。

11本の平行赤外線レーザースキャン技術を用いて、1,440mm×860mmという広範囲のスキャンを実現しています。ハンディタイプながら、自動車など大きなものをスキャンすることも可能です。

TRACKSCAN-P42

TRACKSCAN-P42は、ボール型の特徴的な形をしたハンディの3Dスキャナーです。スキャンモードは、高解像度スキャン・高速スキャン・ディープホールスキャンの3種類搭載しています。素早くスキャンしたい時は高速スキャン、スキャンが難しい死角などをスキャンする時はディープホールスキャンというように、使い分けることで作業をスムーズに進められます。マーカーシールを貼らずにスキャンができるのも、TRACKSCAN-P42の魅力です。シールを貼ることができないデリケートなものをスキャンする時に、TRACKSCAN-P42は役立つでしょう。

SIMSCAN

軽量なハンディの3Dスキャナーを探している人におすすめなのが、SIMSCANです。大きさは203mm×80mm×44mmと非常にコンパクトで、重量も570gと軽いので手軽に持ち運ぶことができます。

片手でも楽々操作ができ、狭い空間で何かをスキャンしたい時にも活躍してくれます。コンパクトながら3つのスキャンモードを搭載し、超高速スキャンも可能です。1秒あたり202万回の走査ができるということで、固定式の3Dスキャナーに負けないスキャン速度を誇っています。光沢物や黒い物のスキャンに対応しているのも魅力的なポイントです。

IREAL 2E

エントリーモデルの3Dスキャナーとして人気になっているのが、SCANTECHのIREAL 2Eです。紫外線ビームを使用することで、ハンディタイプながら高精度フルカラーのスキャンを実現しています。

スキャン範囲は580mm×550mmと十分な広さで、比較的大きなものでも正確に3Dデータ化することが可能です。重量は850g、本体サイズは140mm×94mm×258mmで、片手で楽に操作できる設計になっています。使い方が簡単なのも、初心者には嬉しいポイントです。本体をパソコンに接続して、スキャンボタンを押すだけで対象物をスキャンできます。

Einstar

Einstarは、低価格で購入できるハンディの3Dスキャナーを探している人に大人気の機種です。SHINING 3D社が販売している3Dスキャナーで、同社が発売するモデルの中でも手頃な価格帯のモデルとなっています。

低価格だからといって、機能が不十分ということはありません。様々なデータ形式の出力に対応し、3Dプリントはもちろん、ARやVR、3Dデザインなど様々な用途に用いることができます。また、0.1mm単位のスキャンが可能、RGBカメラを使用した高精細な3Dデータの作成、初心者にも扱いやすい充実したサポート機能など、低価格帯とは思えない多彩な機能を備えています。

ハンディの3Dスキャナーを使うメリットは?

おすすめのハンディの3Dスキャナー5選

3Dスキャナーには様々なタイプがありますが、ハンディタイプはなぜ人気になっているのでしょうか。
ここからは、ハンディの3Dスキャナーを使うメリットを解説していきます。

安い価格帯のモデルが多い

3Dスキャナーというと、固定式のものは100万円以上するものもあり高いイメージがあるかもしれませんが、ハンディタイプは100万円以内のモデルが多く販売されています。

低価格で手軽に3Dスキャナーを導入できるというのは、ハンディタイプを選ぶ大きなメリットです。3Dプリンターで何かを作るために、3Dスキャナーを購入したいと考えている人は、まずハンディタイプを検討してみるとよいでしょう。

初心者にも扱いやすい

ハンディの3Dスキャナーは、扱いやすいモデルが多いというのもメリットです。固定式の3Dスキャナーは業務用として販売されているものが多いですが、ハンディタイプは家庭向けのものも多く見つかります。

そのため、初心者でも扱いやすいモデルが多くなっています。本体を手に持ち対象物をスキャンするだけなので、初めて3Dスキャナーを導入する人にもおすすめです。

大きなものもスキャンしやすい

大きな対象物であっても比較的簡単にスキャンできるというのが、ハンディタイプの魅力です。手に持って簡単にスキャナーを移動できるので、大きなものでも短時間で360度スキャンすることができます。一点一点照合し、現況図を作るなど手間のかかる作業は必要ありません。

ハンディの3Dスキャナーを使う時に注意したいポイント

ハンディの3Dスキャナーを使う時に注意したいポイント

色々なメリットがあるハンディの3Dスキャナーですが、いくつか注意したいポイントがあります。
では、どのような点に注意すればよいのか詳しく見ていきましょう。

高精細なスキャンが難しい

ハンディの3Dスキャナーは非接触式の測定器です。そのため、対象物を高解像度でスキャンするのが難しくなっています。とにかく高精細なスキャンを求めている人にはあまり向かないかもしれません。しかし、技術が進歩し高解像度でスキャン可能なハンディの3Dスキャナーも増えています。モデルを選ぶ時は、どこまで高精細なスキャンが可能なのか、しっかりチェックしておくとよいでしょう。

マーカーが必要かどうかチェックしておく

ハンディの3Dスキャナーを選ぶ時に注意したいのが、マーカーを貼る必要があるかどうかチェックしておくことです。ハンディタイプは、基本的に対象物にマーカーを貼ってスキャンすることになります。

マーカーを貼る手間や剥がす手間がかかりますし、デリケートなものをスキャンする時には気を使わなければなりません。中にはマーカーなしでもスキャンできるハンディの3Dスキャナーもあるので、事前に確認しておくとよいでしょう。

ノイズに注意

ハンディタイプは手で操作し対象物をスキャンすることになるので、手の動きによってノイズが発生することがあります。慣れていないとノイズが乗りやすいので注意が必要です。初心者でも綺麗にスキャンできるようなサポート機能がついたモデルを選ぶと、安心して使うことができます。

3Dプリンターが必要か確認する

対象物を3Dスキャンしたら、3Dプリンターを利用すると複製することができます。
3Dスキャンした後に3Dプリンターでプリントする必要があるかどうか確認しておきましょう。
おすすめの3Dプリンターは下記で解説しています。

【2024】おすすめ3Dプリンター3選!選び方や価格・使い道まで詳しく解説

手軽に導入できるハンディの3Dスキャナーで色々なデータを取り込もう!

3Dプリンターが人気になっていますが、3Dモデルを用意するために必要になるのが3Dスキャナーです。色々なタイプがありますが、初心者や個人で利用するのであれば、扱いやすいハンディの3Dスキャナーが向いています。色々なモデルがあるので、価格や機能性などを比較して、自分に合ったものを探してみてください。

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