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【2024】Vectorworks(ベクターワークス)体験版の利用方法とは?価格情報も紹介

BIMソフト「Vectorworks」の操作性や機能をお金をかけずに確認したい方もいらっしゃるでしょう。それなら、30日間無料で使える体験版を申し込むのがおすすめです。

この記事では、Vectorworks体験版を利用する手順をわかりやすくまとめました。
また、無料で長期利用する方法や、体験版で使える機能、価格情報も解説しているので、Vectorworks導入の参考にしてみてください。

Vectorworks(ベクターワークス)体験版とは

Vectorworksは、土木・建築・設備・エンタメ分野の機能が搭載されたBIMソフトです。
デザイン性に優れた3Dモデルの作図に使えるほか、数量算出や集計表の自動作成といった機能も利用できます。

そして、実際にVectorworksを操作してみたいと考える方も多いでしょう。
それならまずは30日間無料で使える体験版を申し込むのがおすすめです。

体験版では、Vectorworksの全ソフトを期間限定で利用できます。
体験版は購入前の検討に役立つほか、ソフトの短期間利用にも便利です。
「導入前にどんなソフトなのかチェックしたい」と考える方は、ぜひ体験版の利用からスタートしてみてください。

Vectorworks(ベクターワークス)2023体験版のダウンロード手順

まずは、Vectorworks2023体験版をダウンロードする手順を紹介します。
体験版申し込みページの情報もまとめているので、手順に合わせて操作してみてください。

手順①Vectorworks(ベクターワークス)公式サイトにアクセスする

Vectorworks公式サイトアクセス
出典:A&A公式サイト

まずは、Vectorworksの体験版をダウンロードできるA&A社の公式サイトにアクセスしましょう。

Vectorworksのページを下にスクロールすると、体験版申し込みの項目が表示されます。
下画像の赤枠に表示されている「評価版」のボタンをクリックして体験版申し込みページに移動してください。

Vectorworks体験版ボタンのクリック
出典:A&A公式サイト

手順②アカウントを作成する

Vectorworksの申し込みフォーム
出典:A&A公式サイト

体験版の申し込みフォームが表示されます。
上画像の
「Vectorworks評価版を申し込む」をクリックしてページを移動しましょう。

すると、下画像のようにサインインを求められます。
すでにVectorworksのアカウントをお持ちなら、そのままサインインしてください。

手順③必要事項を記入する

Vectorworksのサインイン・サインアップ画面
出典:A&A公式サイト

中には、Vectorworksのアカウントを所有していない方もいるはずです。
それなら、上画像の
同ページにあるアカウント新規作成ボタンをクリックして、Vectorworksアカウントを作成してください。参考として新規作成時の入力項目を整理しました。

  • 名前(姓・名)
  • メールアドレス
  • 会社名(個人の場合は個人と入力)
  • パスワード

入力するのは会員登録等に必要な一般事項だけです。
登録が終わったら、体験版の画面まで移動してサインインしてください。

手順④Eメールを受け取る

Vectorworksから受信したEメール

体験版申し込み画面でサインインすると、登録したメールアドレスにシリアルナンバーが記載されたEメールが届きます。届いたメールは体験版ダウンロード後に必要な情報です。誤って削除しないように注意してください。

手順⑤Vectorworksをダウンロードする

Vectorworksのダウンロード画面
出典:A&A公式サイト

Vectorworks体験版のサインインが終わると、体験版リクエストページが表示されます。
体験版はPCのOS別に提供されているため、所有するOSに合わせてページに表示されている
Windows・Macをクリックしてください。

ここまで終えると、PC本体での作業へと移行します。
体験版のダウンロードが進むとインストーラーを起動してください。
インストーラーでは、下画像のタイミングでEメールで受け取ったシリアルナンバーを入力して「次へ」をクリックしましょう。

Vectorworksのライセンス入力画面

「使用許諾契約」「お読みください」の項目をチェックしたら、Vectorworks体験版の保存先を決めてインストールを開始してください。

体験版のデータ容量は約4.3GBです。
15〜20分程度でインストールが終わるので、インストールが完了したらデスクトップに表示されたアイコンから体験版を起動してください。

長期利用ならVectorworks(ベクターワークス)ビューワーがおすすめ

Vectorworksビューワーのダウンロード
出典:A&A公式サイト

Vectorworks体験版には、30日間という縛りがあります。
しかしほとんどの方が、それよりも
長い期間Vectorworksを無料で利用したいはずです。

もしVectorworksのデータ確認や表示だけが目的だというのなら、Vectorworksが提供する無料のビューワーをダウンロードしてみるのはいかがでしょうか。

ビューワー版は、データの表示と印刷のみ実施できる無料ツールです。
2023年現在Vectorworks2021のビューワーが提供されています。

発注者や上司(管理職)という立場の方におすすめのソフトですので、体験版の利用が終わったら無料のビューワー版を導入してみてください。

Vectorworks(ベクターワークス)体験版で利用できる機能

Vectorworks体験版を利用したい方向けに、体験版で使える機能を整理しました。
目的の機能があるか参考にしてみてください。

項目 主な機能
2D・3D作図 2D・3D作図・編集

レンダリング

イメージエフェクトの作成

建築・内装設計機能 マテリアル作成

部材作成

レベル基準線の設定

ビューポートの設定

表題欄の作成

都市計画・ランドスケープデザイン機能 GISデータの活用

地形モデルの作成・編集

造成・土量計算

植栽検討

道路・ガードレールの作成

灌水検討

ステージ&ライティング計画機能 イベント空間設計

概略図の作成

スピーカー設定

器具データの配置

電源ケーブルシステムの作図

またVectorworksの使い方を知りたい方は、以下の記事がおすすめです。
ソフトの操作方法や機能の使い方を解説しています。

【2023】Vectorworks(ベクターワークス)の使い方を解説!平面図の書き方も紹介

Vectorworks(ベクターワークス)体験版の期間制限

Vectorworks体験版には30日間の制限が設けられていることに注意しなければなりません。
また、体験版終了後は、同じアカウントで再度体験版を利用することも不可能です。

ちなみに、Vectorworksのアカウントは電話番号が紐づけられていることから、メールアドレスを変更して体験版を繰り返し使う方法も利用できません。Vectorworks体験版が終了した後は、通常版もしくはビューワー版へ移行しましょう。

Vectorworks(ベクターワークス)の価格情報一覧

Vectorworksは、永久ライセンスおよびサブスクリプション契約の2タイプが提供されています。
参考として、各契約方法の価格表一覧を整理しました。

Vectorworks Design Suiteの価格 Vectorworks Architectの価格 Vectorworks Landmarkの価格 Vectorworks Spotlightの価格 Vectorworks Fundamentalsの価格
永久ライセンスのみ 612,700円 490,600円 490,600円 490,600円 368,500円
サブスクリプション 306,350円/年 245,300円/年 245,300円/年 245,300円/年

Vectorworksは、機能や用途が異なる5つのソフトを販売しています。
また、契約プランが多彩であり「追加サポート」「乗換」「モジュールの追加」といった条件で価格帯が変化するのが特徴です。

組み合わせ次第で価格が変化するので、まずはVectorworks体験版を利用して、どのソフトが必要なのか確認してみてください。

Vectorworks(ベクターワークス)を安く買う方法

Vectorworksの価格を見て、価格が高いと感じた方もいるはずです。
もしVectorworksを安く買いたいのなら、以下の方法を試してみてください。

  • 販売メーカーのキャンペーンをチェックする
  • 長期的な価格シミュレーションで契約方法を検討する

Vectorworksは全国の販売メーカーから購入できます。
時期によっては、
定価よりお得に購入できるキャンペーンが提供されていることもあるので、ぜひキャンペーンを活用してみてください。

また、長期的なシミュレーションを実施して、最も安い購入プランの組み合わせを見つけ出すことも重要です。価格情報や、長期利用を想定した価格シミュレーションの情報を知りたい方は以下の記事をチェックしてみてください。

【2023】Vectorworks(ベクターワークス)の価格は?無料で使う方法も紹介

Vectorworks(ベクターワークス)の海賊版に注意

中には、Vectorworksの中古版を「フリマアプリ」「オークションサイト」で購入しようと考えている方もいるはずです。このとき、誤って違法な海賊版を購入しないように注意してください。

海賊版は、販売した人だけでなく購入した人も罰せられます。
トラブルに巻き込まれたくないのなら、通常版を購入するのが安全です。

学生はVectorworks(ベクターワークス)学生版がおすすめ

Vectorworks学生版
出典:A&A公式サイト

教育機関に所属している学生・教員としてVectorworksを使うのなら、13ヶ月間無料の学生版Vectorworksを導入するのがおすすめです。

最初から無料で使い始めることができるので、体験版を使わなくても問題ありません。
また、4月1日〜翌年4月30日まで使える「春版」、9月1日〜翌年9月30日まで使える「秋版」の2タイプがあるため、時期を調整して申し込んでみてください。

Vectorworks(ベクターワークス)体験版についてまとめ

今回は、Vectorworks体験版の導入手順や使える機能、そして体験版が終了した後の参考として価格情報についてわかりやすく解説しました。

Vectorworksは合計5つのソフトに分かれており、それぞれ目的や機能が異なります。
体験版ですべての機能をまとめて利用したいのなら、全機能が統合された「Design Suite」の体験版を申し込んでみましょう。

Vectorworks 体験版のアイキャッチ
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