AutoCADは、建築や製造業など多岐にわたる分野で利用されている2Dおよび3Dデザインソフトウェアです。
そのため、AutoCADのスキルを習得することは、業務効率の向上やキャリアアップに直結します。
本記事では、AutoCADの研修内容やおすすめの研修5選、研修の選び方、効率的な学習方法について詳しく解説します。
AutoCADの研修とは?

AutoCADの研修は、ソフトウェアの基本操作から応用技術までを体系的に学ぶためのプログラムのことです。初心者向けの基礎的な研修から、実務での活用を目指す中・上級者向けの研修まで、多様なコースが提供されています。
AutoCADの研修を受講することで、効率的な作図方法や最新機能の活用法を習得でき、設計業務の生産性を向上させることができるでしょう。また、技術力向上やスキルアップにも繋がります。
AutoCADのおすすめ研修8選
それでは、AutoCADの研修の中でも特におすすめな8つの研修を紹介していきます。
| 研修名 | 運営元 | 受講形式 | 期間 |
|---|---|---|---|
| AutoCAD基礎セミナー講習 | GETT Proskill | 会場受講・ウェビナー・eラーニング | 2日間 |
| CAD講座 | ヒューマンアカデミー | 通学・オンライン | 2か月~ |
| AutoCADコース | アビバ | 通学・オンライン | 要問い合わせ |
| AutoCAD習得講座 | e-Groove | オンライン | 4か月 |
| AutoCAD(オートキャド)コース | 大塚商会 | 会場受講・動画配信・オンライン | 1日間~ |
| AutoCADコース | 日建学院 | 通学・オンライン・通信 | 2か月 |
| 実践建築CAD | 諒設計アーキテクトラーニング | オンライン・通信 | 6ヶ月(最短2ヶ月) |
| AutoCADコース | Winスクール | 会場受講・オンライン | 2週間~ |
1.AutoCAD基礎セミナー講習

AutoCAD基礎セミナー講習は、Autodesk社公認の短期集中講座です。初心者でも安心して受講でき、短期間で基礎から応用操作までを短期間で習得できます。
受講形式も複数用意されているので、自分のライフスタイルに合わせて選択可能です。
セミナー名 AutoCAD基礎セミナー講習 運営元 GETT Proskill(ゲット プロスキル) 価格(税込) 29,500円〜 開催期間 2日間 受講形式 対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング
2.ヒューマンアカデミー CAD講座
ヒューマンアカデミーのCAD講座は、Autodesk社の認定トレーニングセンターとして、AutoCADの基本操作から実務での応用まで幅広く学べます。
オンラインと通学の両方に対応しており、学習スタイルに合わせて選択できます。
3.アビバ AutoCADコース
アビバのAutoCADコースは、実務で役立つスキルを重視したカリキュラムが特徴です。
Autodesk社の認定資格プログラムを活用し、学習の定着を図ります。また、資格取得を目指す方にも適しています。
4.e-Groove AutoCAD習得講座
e-GrooveのAutoCAD習得講座は、230以上の演習課題と動画解説を通じて、自宅で効率的に学習できます。
初心者から経験者まで幅広く対応しており、質問にもベテランのインストラクターが親身に答えてくれるため、安心して受講できます。
5.大塚商会 AutoCADコース
大塚商会のAutoCADコースは、短期間で効率的に学べるコースが充実しています。初心者から上級者まで、スキルに応じた最適な学習が可能です。
また、オンライン受講や動画配信型スクールなど、多様な受講形式が用意されています。
6.日建学院 AutoCADコース
日建学院のAutoCADコースは、作図の過程を実際に見ながら学べるため、初心者でも操作方法を理解しやすく、丁寧な解説で安心して受講できます。
「入門Webコース」と「実践Webコース」の2つから自分のレベルに合わせて選択でき、段階的にスキルアップが可能です。
7. 諒設計アーキテクトラーニング 実践建築CADコース
諒設計アーキテクトラーニングの「実践建築CADコース」は、建築業界で即戦力となるスキルを習得できる講座です。
このコースの最大の特徴は、「CADデザインマスター」と「建築CADインストラクター」の2つの資格を同時に取得できる点です。
建築業界への就職・転職を考えている方や、資格を取得して客観的にスキルを証明したい方に最適なコースです。
8. Winスクール AutoCADコース
Winスクールは全国に教室を展開しており、どこに住んでいても通いやすい環境が整っています。
個人レッスンや少人数制のクラス編成により、講師に質問しやすく、一人ひとりの理解度に合わせた丁寧な指導が受けられるのが特徴です。
AutoCADの研修の選び方

AutoCADの研修を選ぶ際には、受講目的に合った講座選びが重要です。AutoCADは業界や職種によって利用方法が異なるため、研修の選び方も個々のニーズに応じて検討する必要があります。
ここでは、AutoCADの研修を選ぶときのポイントを深掘りし、具体的な選び方を解説します。
1.業界別の特化研修を選ぶ
AutoCADは、建築、土木、機械、インテリアデザインなど、幅広い分野で利用されています。そのため、受講者の業界に特化した内容を学べる研修を選ぶと、即戦力となるスキルを得やすくなります。
例えば、建築分野なら建築図面に必要な2Dおよび3Dの作図技術を学べる研修、製造業なら製品デザインや組み立て図に対応したコースを選ぶと良いでしょう。
業界に特化した研修は、講師もその分野のプロフェッショナルであることが多く、実務でのアドバイスも期待できます。
2.学習形式で選ぶ
研修形式にはライブ講義、eラーニング講義、対面研修などがあります。自分に合った学習形式を選ぶことで、学習効率が向上します。
3.使用するソフトのバージョンと対応分野を確認する
AutoCADは、バージョンによって機能やインターフェースが異なることがあります。特に業務で使うバージョンが決まっている場合、研修で使用するAutoCADのバージョンが自分の業務環境と一致しているかを確認しましょう。
例えば、3D CAD機能に特化したバージョンを利用する場合、その機能をカバーする研修を選ぶと効率的です。また、建築分野なら「AutoCAD Architecture」や、土木分野なら「AutoCAD Civil 3D」など、特定の分野に対応したソフトに対応した研修を選ぶことも重要です。
4.実務経験に応じた難易度とカリキュラム内容を確認する
AutoCADの研修は、初心者向けから上級者向けまで、幅広い難易度で提供されています。自分の経験やスキルレベルに合った研修を選ぶことが大切です。
たとえば、AutoCADの経験が浅い初心者向けには、基本操作や2D作図の基礎からスタートするコースが適しています。
一方で、実務である程度AutoCADを使いこなしている人には、3D設計や特定分野の応用技術を学べる上級者向けの研修が効果的です。
カリキュラム内容も、講座の目的やゴールが明確であるものを選ぶと、実務での即戦力となりやすくなります。
5.取得可能な資格や修了証を確認する
研修を受講する目的がスキルの証明や資格取得である場合、研修で取得できる資格や修了証の内容を確認しましょう。
AutoCADにはAutodesk社が提供する認定資格「AutoCAD Certified User」や「AutoCAD Certified Professional」などがあり、これらの資格を取得するための研修もあります
資格取得コースは、試験内容を想定したカリキュラムが組まれているため、より効率的に試験対策ができます。
また、修了証が発行されるコースもあり、就職や転職の際のアピールポイントとして活用可能です。
6.講師の実績や講座のレビューを確認する
講師の経験や実績は研修の質を大きく左右します。講師が業界での実務経験を持ち、AutoCADの専門家として認定されている場合、より実践的なアドバイスや業界知識を学ぶことができるでしょう。
また、受講者のレビューや評価も参考になります。受講後のレビューを確認することで、実際の授業の雰囲気や内容、講師の教え方について知ることができるため、自分に合った研修かどうかを判断する材料になります。
AutoCADの研修を効率よく学習するコツ
AutoCADを効率的に習得するためには、研修中に有効な学習方法やスキルアップのための工夫が必要です。
以下のポイントを参考にして、研修での学習効果を最大化しましょう。
- 事前に目標を設定する
- ツールやショートカットを積極的に活用する
- 実践的な課題に取り組む
- グループワークや他の受講生との意見交換を活用する
- メモやノートを積極的に取り、理解を深める
- 研修で学んだ内容を実務で積極的に使う
事前に目標を設定する
研修を始める前に、「何を達成したいか」「具体的にどんなスキルを身につけたいか」を明確に設定しておくことが重要です。AutoCADは幅広い機能を備えており、学習範囲が広がりがちです。
たとえば、建築業界で図面作成を効率化したいのか、製造業での3Dモデリングを強化したいのかによって、学ぶべき内容が異なります。
目的がはっきりすると、研修の中でどこに注力するべきかが明確になりますし、終了後のスキルチェックにも役立ちます。
ツールやショートカットを積極的に活用する
AutoCADは多くのコマンドやツール、ショートカットキーを備えており、それらをうまく活用することで操作スピードが飛躍的に向上します。
例えば、複数の図面を一度に管理したり、図形を迅速にコピーしたりするショートカットを覚えることで、時間短縮が図れます。研修中に学んだショートカットや便利なコマンドはメモを取り、実際に手を動かして覚えるようにしましょう。
ツールの効率的な活用は、日々の業務でも大きなメリットとなります。
実践的な課題に取り組む
AutoCADの操作を覚えるだけでなく、実際に自分の業務に関連する図面やプロジェクトに取り組むと、学習効果が高まります。
研修の内容をただ受けるだけでなく、実務を想定した課題を自分で設定し、それを研修の内容に沿って解決することで、より実践的なスキルを身につけられます。
また、研修後にも、学んだ内容を再現する形で、自分のプロジェクトを作成し直してみると、理解がさらに深まります。
グループワークや他の受講生との意見交換を活用する
研修によっては、他の受講生とのグループワークやディスカッションが行われることもあります。
こうした場を積極的に活用することで、他の人の視点や学習方法を参考にできます。
特に、異なる業界の人が参加する場合、AutoCADの使い方も多様で、知らなかった新しいアプローチや効率的な方法を学ぶ機会が増えます。
他の人と意見交換をしながら、さまざまな方法に触れることで、自分のスキルの幅が広がるでしょう。
メモやノートを積極的に取り、理解を深める
研修中は、単に操作方法を覚えるだけでなく、学んだ内容を整理して理解を深めるためにメモを取ることも有効です。
操作手順やポイントを自分なりにメモにまとめることで、理解が深まり、後から見返したときに役立ちます。
また、メモは紙に書く場合もあれば、デジタルノートを活用する方法もあります。特にデジタルノートなら、キーワード検索もできるため、後で復習する際に便利です。
研修で学んだ内容を実務で積極的に使う
研修で学んだ知識やスキルは、実務で積極的に使うことが大切です。研修だけで覚えたことは、時間が経つと忘れがちですが、日常の業務で使うことで定着します。
たとえば、新しく学んだコマンドやツールを日々の作図に取り入れ、短い時間でも実践的に使ってみると良いでしょう。実務でAutoCADの操作に慣れることで、業務効率が向上し、さらに高度なスキル習得のステップアップにもつながります。
AutoCADはサブスクリプションタイプの有料ソフトですが、15日間の無料体験版が以下よりダウンロード可能です。AutoCAD学習に是非役立ててください。
AutoCADの研修についてまとめ
AutoCADの研修を通じて、効率的な作図スキルや最新のデザイン手法を身につけることが可能です。
特に、基本操作を習得するだけでなく、実務での応用や他の業務と連携するためのノウハウも得られるため、日々の業務に大きなメリットをもたらします。
自分のスキルレベルや目的に応じて適切な研修を選び、効果的な学習方法を活用することで、短期間で大きな成果を得られるでしょう。
まずは今回紹介したおすすめの研修や選び方のポイントを参考に、目標に向かって一歩踏み出してみてください。