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【2026】人気BIMソフト5選を徹底比較!価格や特徴を比較表で比べてみた

BIM製品のバリエーションは豊富で、ソフトごとの特徴の違いを理解しておくと、自社に最適な製品を選ぶ上で大いに役立ちます。一見するとどれも同じように見えますが、実際に触ってみるとその使用感の違いに驚く人もいるかもしれません。

この記事では、BIMソフトの内容や価格・機能などを比較表にして徹底的に比べてみました。

BIMソフトとは?

BIMソフトとは?

BIMソフトとは、建物や構造物を3Dモデルとして一元管理するための設計ソフトです。
従来のCADが「線で描く2D図面」が中心だったのに対し、BIMソフトでは建物そのものを仮想空間上に立体的に再現して、形状だけでなく材料・設備情報・数量・コストなどの属性データまで紐づけて管理できます。

BIMは「Building Information Modeling(ビルディング・インフォメーション・モデリング)」の略で、3Dモデルを中心に建築の全工程(企画・設計・施工・維持管理)をつなぐワークフローを指します。そして、BIMを実現するためのツールがBIMソフトです。

BIMソフトを使うことで次のようなメリットが生まれます。

  • 設計ミスの減少(図面間の整合性が自動で取れる)
  • 数量拾いが自動化される
  • 設計の変更管理がしやすい
  • 3D表示で施主や施工会社との合意形成が早い
  • 維持管理(FM)でも活用できる

近年では、公共工事や大手ゼネコンを中心に採用が進んでおり、建築業界の「標準的な設計手法」として一般化しつつあります。

人気BIMソフトの特徴

現在、建築業界で広く利用されている人気BIMソフトは複数ありますが、それぞれ得意分野や操作性が異なります。

例えば人気なBIMソフト「Revit」を例にすると、下記のような特徴・メリットがあります。

  • 建築・構造・設備を一元管理できる
  • ファミリ(部材)のカスタマイズ性が高い
  • 干渉チェックが強力
  • AutoCADと相性が良く、連携が容易
  • 大規模プロジェクトにも対応できる

といった特徴があり、BIM初心者でも扱いやすいのが良さとなっています。
そんな人気なBIMソフトを他にもピックアップして、それぞれの特徴・良さを比較していきます。

日本で人気のBIMソフト5選を比較

日本で人気のBIMソフトの機能やおすすめポイントを比較表にしてみました。価格については後ほど比較しています。

BIMソフト名 無料体験版 主な機能やポイント スタッフおすすめ度
Revit あり
  • チームに共有しやすい設計機能
  • エンジニアでなくても設計しやすい
5
ArchiCAD あり
  • 細かいところまで設計できる
  • デザインオートメーションがある
5
GLOOBE あり
  • 買い切りもできる
  • カスタムにより値段が変わる
4
VectorWorks なし
  • 買い切りもできる
  • さまざまな機能が豊富
4
Rebro なし
  • 買い切りのみ
  • 電気設計や配管設計までできる
3.5

それぞれこのようなBIMソフトになっています。スタッフのおすすめ度が高いものは初心者でも使いやすく設計士以外でも扱いやすいので幅広い方におすすめできるBIMソフトです。
しかし下の方にあるRebroはかなり高度に使うことができるので、クオリティの高い・ニッチな設計を行いたいといった企業にはとてもおすすめです。

それぞれのBIMソフトをもっと詳しく解説していきます。

1.Revit

revit

出典:Autodesk

RevitはAutodesk社が提供する、世界で最もポピュラーなBIMソフトの一種です。BIM運用に必要な機能がこれ一つに揃っており、Revitで満たされないニーズはほぼないと言えるでしょう。

建物設計からインフラ設計に至るまで、幅広い領域での活躍が想定されており、プロジェクトチームのコラボレーションに役立つ共有機能が揃っています。

単体での利用もさることながら、Revitがさらに真価を発揮するのはAutodeskの関連製品と連携して運用した時です。Revitを初め各種領域に特化した製品をワンパッケージで展開するAEC Collectionを導入すれば、あらゆる分野の設計業務に対応できる環境の確保が実現します。

現在デジタル製品をほとんど使っていない、あるいは老朽化しているため、設計環境の刷新を検討しているという場合は、RevitやAEC Collectionの導入がおすすめです。

【2025】Revitとは?価格や機能・基本知識を徹底解説

2.ArchiCAD

ArchiCAD

ArchiCADは、Graphisoft社が提供するBIMソフトです。建築デザインに特化した機能群を揃えており、高度な意匠設計を実現したい場合、活躍の機会に恵まれます。

ArchiCADもRevitと同様に人気の高い製品ですが、その理由はユーザーインターフェースにあります。直感的な操作で設計を仕上げることができるため、アイデアをどんどん形にしていきたいという際に活躍できるソフトです。

高度な機能をいくつも使いこなせるようになるためには時間がかかりますが、感覚的な操作が可能なArchiCADであれば、操作負担を最小限に抑えられるでしょう。

大規模なプロジェクトであっても、優れたコラボレーション機能をフル活用し、関係者間での情報共有を円滑に行い、コミュニケーションコストの削減に役立ちます。

【2025】ArchicadとRevitを徹底比較!値段や学生版の有無についても紹介

3.GLOOBE

GLOOBEはBIMソフトの中では珍しい、日本のソフトウェア会社が提供している製品です。
そんなGLOOBEの最大の特徴は、やはり日本国内の仕様に準拠したBIMソフトに仕上がっているところでしょう。

日本の設計手法や日本の建築基準法を踏まえた3次元設計を初めから備えているため、これまでの設計アプローチをソフト導入に合わせて変更する必要はありません。BIMとしての機能は他のソフトと同様で、日本独自の建材データを使った自動作図などに対応しています。

扱えるファイル形式が多様である点も特徴で、国際規格のIFC形式だけでなく、日本規格のSTBにも対応するなど、他のBIMソフトを利用している関係者との情報共有も安心です。

4.VectorWorks

VectorWorksは建築設計からプロダクトデザイン、インテリアデザインに至るまで、多様な設計業務に使うことのできる汎用性の高いBIMソフトです。

元々豊富な機能を有している同製品ですが、特徴的なのは毎年のアップデートで機能改善や追加が行われていることです。時代のニーズやユーザーのフィードバックに合わせ、常に満足度の高いサービスを提供し続けてきました。

また、VectorWorksには複数のシリーズがあり、基本製品の「Fundementals」に加え、業界特化の「Architect」など、自社のニーズに応じた製品導入をコストを抑えて行えるのも魅力です。

5.Rebro

Rebro

出典:株式会社NYKシステムズ

Rebroは建築設備の領域に強みを持つ、NYKシステムズ社のBIMソフトです。
ハンドル機能と呼ばれる便利なツールを活用することで、コマンドを入力しなくとも各種機能を利用できる、直感的な使い方ができます。

BIMデータはExcel形式での出入力ができ、BIM非対応の環境で情報を閲覧したい場合にも役立てられるのが強みです。BIM環境のない帳票管理の部門や、進捗管理部門への情報共有を行う際に役立つでしょう。

設計から施工、そして維持管理に至るまで、シームレスなデータ活用を実現し、設備設計分野の業務改善を後押しするサービスです。

各BIMソフトの価格を比較

BIMソフトの導入を検討する際、やはり気になるのがその価格です。
ここでは上で紹介した5つのBIMソフトの価格を、表にしてまとめています。

価格 Revit ArchiCAD GLOOBE VectorWorks Rebro
価格
(税込)
42万7,900円/年〜 41万8,000円/年〜 16万5,000円/年〜 24万5,300円/年〜 110万円+6万6,000円/年
(保守費用)
無料利用可能期間 30日 30日 30日 なし なし

単純にコストパフォーマンスだけで評価するなら、最も安価なのはGLOOBEです。GLOOBEが他のソフトよりも安価である理由には、基本機能のみの実装となっていることが挙げられます。
他の製品のように機能面の充実を図る場合、別途オプションサービスを購入する必要があることを覚えておきましょう。

また、Rebroは永久ライセンス料金として110万円が発生し、以降は年間の保守費用が発生するのみです。長期の運用を検討している場合、初期費用はかかりますが他の製品よりも費用対効果が高くなる可能性はあります。

BIMソフトを比較するときのポイント

BIMソフトを比較するときのポイント

BIMソフトの導入を検討している場合、選び方のポイントとしては以下の3つのコツを覚えておくことをおすすめします。

価格を重視して選ぶ

まず1つ目は、BIMソフトの価格重視で選ぶというものです。
自社の導入予算に合わせて、予算内でおさまるものをピックアップし、候補として検討すると効率よく選ぶことができます。

周囲の導入状況を加味して選ぶ

2つ目は、周囲の関係者がどんなソフトを導入しているかをよく把握しておくことです。
BIMソフトは互換性がパフォーマンスに大きな影響を与えるため、できるだけ周囲と同じソフトか、周囲のソフトと互換性のある製品を選ぶことが求められます。

欲しい機能を重視して選ぶ

3つ目は、自社で必要としている機能がそのBIMにあるかどうかです。
BIMソフトはそもそも自社の生産性向上や品質向上といった課題を解決するために導入するので、これらの要件をクリアできる製品選びを念頭に考えましょう。

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BIMソフトの比較についてのよくある質問

ここでは、BIMソフトを比較していく際のよくある質問について回答していきます。
BIMが普及しない理由は何ですか?
BIMは難しい・導入しにくいイメージが先行していてまだ導入に踏み切れない企業が多いです。しかし、実際は3DCADソフトとあまり変わらないので慣れれば高度な設計を少ない工数で行うことができます。
BIMで人気のソフトは?
BIMで特に人気なのはAutodeskの「Revit」です。操作性もわかりやすく、BIMソフトの中でも扱いやすいので初心者でも入門しやすいBIMソフトになっています。

BIMソフトの比較についてまとめ

BIMソフトの比較についてまとめ

この記事では、BIMとCADとの違いや、BIMソフトにはどんな種類があるのか、そして製品同士を比較してわかることについて、紹介しました。

BIMソフトには複数の種類がありますが、基本的な機能はどれも同じであるものの、製品によって細かな要件が異なるため、丁寧に比較検討することが大切です。

コストパフォーマンスはもちろん、実装している機能についても仕様が異なるので、導入前に製品選びのポイントを整理しておくことが求められます。自社に必要なBIMソフトはどんな機能を備えていて、どれくらいの予算に収めるべきなのか、一度検討しておきましょう。

人気BIMソフト5選を徹底比較!価格や特徴を比較表で比べてみた
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