2026年3月、MicrosoftはCopilotの新機能「Critique(クリティーク)」を発表しました。これまで以上に信頼できる回答が返ってくる画期的なアップデートで、無料版のCopilotも驚くほど高性能になっています。
そこでこの記事では、最新の無料版Copilotの使い方や機能・有料版との違いを解説します。話題の「Copilotモード」を使った製造・建築業向け活用術もお伝えするので、「部品のリサーチに時間がかかる」とお悩みの担当者様も、ぜひご一読ください。
Copilotとは
Copilotとは、Microsoftが提供するAIアシスタントの総称です。現在はOpenAIのGPTモデルをベースに動作しており、文章・画像・コード生成に加え、最新のアップデートでは音声や3D画像生成にも対応するなど、その進化のスピードは他のAIを圧倒しています。
CopilotがGPT×Claudeの「二重チェック」を実装
Copilotで特に注目すべきは、2026年3月30日に発表された新機能「Critique(クリティーク)」です。
この機能は、GPTが回答を作り、Claudeが内容の正確さをチェックする「二重チェック方式」で、これにより単一モデルに依存しない信頼性の高い回答が実現できます。
Copilotの種類
このように、Copilotは日々アップデートされており、「Copilot」という名の付くサービスも増え続けています。
Copilotはそれぞれアクセス場所や無料で使えるサービスも異なるため、まずは主な種類と特徴を一覧表で確認しておきましょう。
| 区分 | 種類 | 主な用途 | アクセス場所 |
|---|---|---|---|
| 無料・有料 | Copilot |
|
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| 有料(個人) | Microsoft 365 Personal |
|
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| 有料(法人) | Microsoft 365 Copilot Business |
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| 有料 | Copilot Studio | 自社AI・自動化アプリ作成 | Copilot Studioページ |
| 有料・無料 | GitHub Copilot | コード生成・補完支援 | VS Code、JetBrainsなど |
セミナーでCopilotの最適な使い方を身につけよう!
Copilotは種類が多く、どれをどう使えば業務に役立つのか分かりにくいものです。Microsoft 365 Copilotセミナーでは、生成AIの使い分けからAIエージェント活用まで、具体的な操作を交えてシーンごとに適した活用術を習得できます。
以下の記事では、Copilotを使ったBIM設計の使い方をご紹介しています。支援アイデアを複数紹介しているので、ぜひ業務効率化の一助にお役立てください。
Copilot無料版の制限は?
Copilotを使うときに「無料版は何回使えるのか?」と疑問に感じる方は多いと思います。結論として、Copilotの無料版には公式に明確な無料枠が公開されていません。
一方で、GitHub Copilotは無料枠が公式に定義されているため、無料での利用回数がはっきりしています。
そこでここでは、実際の利用状況を踏まえたCopilotの無料枠と、公式に無料枠が示されているGitHub Copilotの無料枠を表にまとめました。
| 種類 | 無料枠 |
|---|---|
| Copilot | 1会話あたり約30ターン、1日あたり約300回 |
| GitHub Copilot | コード補完:月2,000回、チャット:月50回 |
参照:GitHub Copilot · Plans&pricing
有料版との違い
続いて、Copilot無料版と有料版(Microsoft 365)の主な違いを比較表形式で見てみましょう。
| 比較項目 | 無料版 | 有料版 |
|---|---|---|
| 主な用途 | 個人の調べ物・日常タスク | 業務の自動化・高度なデータ管理 |
| Officeアプリ連携 | 利用不可 | 利用可能(Word、Excel、PowerPointなど) |
| Excelでの活用 | データの要約まで | 複雑な分析・グラフ自動作成 |
| 応答速度 | 混雑時に遅延の可能性 | 常に優先的な高速アクセス |
| 利用上限(目安) | 1日約300回(1会話30ターン) | 無料版より高い上限 |
| Copilot Studio | 利用不可 | 利用可能 |
| Copilot Chat | 利用不可 | 利用可能 |
Copilotの無料枠は広いため、通常利用であれば十分間に合いますが、ビジネス等で多用すると処理の遅延や利用不可となる場合があります。また、以下のような場合はCopilot無料版では利用できません。
- ExcelやWordといったOfficeソフトとの連携
- アプリ作成ができる「Copilot Studio」
- 社内データを使える有料プラン紐付きの「Copilot Chat」
無料と有料で迷ったときは、まず無料版で実際の業務量を試し、不足を感じた段階で有料版を検討しましょう。
Copilot無料版は何ができる?

ところで、「Copilot無料版は具体的に何ができるの?」と思った方もいるでしょう。ここでは、そんな疑問に答えるべく、Microsoft Copilotの無料版で使える機能、特に注目の最新機能について見てみます。
Copilot無料版で使える機能
Copilotは、無料版でも最新のAIモデルを利用した多様な機能を使えます。以下は、2026年5月時点の最新情報をもとに、Copilot無料版で使える機能をまとめた一覧表です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| テキスト生成 | 質問回答、文章作成、要約、翻訳、アイデア出し |
| 画像生成 | 写真風・イラスト風の画像生成、画像の修正・スタイル変更 |
| Copilotモード | 開いている複数のタブ(ページ)から検索・チャット・ナビゲーション実行 |
| Copilot Vision | 画面を直接読み取り即座にスキャン・内容を分析・必要な提案を提示 |
| Web検索+回答 | 最新情報の検索、ニュース要約、比較調査 |
| コード生成 | 簡単なコード作成、修正、解説 |
| 音声生成 | テキストを約30秒の英語音声に変換(モード・音声・スタイル選択可) |
| 3Dモデル生成 | 画像から簡易3Dモデルを生成、GLB形式でダウンロード可能 |
| 動画の要約 | 長い動画の要点を数秒で抽出し、見るべき部分を判断できる |
| ショッピング支援 | 価格アラート、レビュー要約、最適商品の提案で買い物を効率化 |
| Copilotに尋ねる | Web上のテキストの意味確認・次の行動提案をインラインで実行 |
Copilotの中で特に注目されている2つの最新機能
Copilotの新機能の中でも特に注目されているのが、新しいブラウジング体験を実現する 「Copilotモード」と「Copilot Vision」です。
Copilotモード は、タブを移動せずに検索・要約・ナビゲーションを自動で実行する機能で、作業の流れを止めずに必要な情報へ素早くアクセスでき、ブラウジングの混乱を大きく減らします。
一方、Copilot Visionは、画面そのものを読み取り、内容をスキャン・分析して提案を返す機能です。AIが音声で返答してくれるのもCopilot Visionならではの魅力といえるでしょう。
セミナーでCopilot無料版の最新機能を使いこなそう!
Copilot無料版だけでも多くのことができますが、機能が豊富なうえ、アップデートも頻繁です。そのため、「なかなか使いこなせない」 と感じる方もいるでしょう。
Microsoft 365 Copilotセミナーでは、Copilot無料版の最新機能をはじめ、
- 業務効率化の実践方法(プロンプトエンジニアリング)
- Copilotを使った自社専用の生成AIチャット制作
- 生成AIの最新技術・バイブコーディングで行うアプリ作成
など、実務に直結する内容を幅広く学べます。復習に最適な「Microsoft 365 Copilot完全攻略セミナーガイド」も無料配布されるため、参加して終わりではなく、後から何度でも学び直すことが可能です。ニーズに合わせて選べる柔軟な学習スタイルは、多忙な方や、スケジュール調整が難しい方にもおすすめです。
セミナー名 Microsoft 365 Copilotセミナー 運営元 GETT Proskill(ゲット プロスキル) 価格(税込) 29,700円〜 開催期間 2日間 受講形式 対面(東京)・ライブウェビナー・eラーニング
Copilot無料版のインストール方法・使い方
では、さっそくCopilot無料版を使ってみましょう。ここでは、Copilot無料版のインストール方法、製造・建築業向けに、最新の「Copilotモード」の比較手順をご紹介します。
Copilot無料版のインストール方法
Copilotは、Windows・Mac・スマートフォン・Webブラウザなど、さまざまなデバイスからそのまま利用できます。ここでは、ツールごとのインストール方法をお伝えしましょう。
| デバイス | 入手方法 |
|---|---|
| Windows 11 | PCに標準搭載。なければMicrosoft Storeで入手 |
| Windows 10 | Microsoft Storeからインストール |
| macOS | App Storeからインストール |
| iPhone / iPad | App Storeからインストール |
| Android | Google Playからインストール |
| Webブラウザ | copilot.comにアクセス |
参照:Microsoft Copilot作業開始 – Microsoft サポート
Copilot無料版で製品を自動比較
では、さっそくCopilot無料版を使ってみましょう。ここでは、製造・建築業向けに、 マキタ・HiKOKI・京セラのレシプロソー(電動ノコギリ)を比較してみます。
- Microsoft EdgeにアクセスしてCopilotモードをオンにする

- 通常のCopilotにアクセスして比較したい製品ページを開く
- Copilotに指示を出す
「今開いているマキタ、HiKOKI、京セラのレシプロソーを比較して」
- 「3社比較表(判明情報ベース)」を生成

- 追加で指示
「マキタとHiKOKIを価格・性能・使いやすさで表で比較して」
このように、無料のCopilotモードを使えば、ブラウザ内で開いている製品ページを自動で読み取ってくれるので、複数メーカーの工具を比較する作業を大幅に効率化できます。
無料のCopilotをはじめ、生成AIは設計やCAD業務の効率化にも大きく役立ちます。具体的な活用事例やメリットを知りたい方は、以下の記事をご参照ください。
Copilot無料版でよくある質問
Copilot無料版では、情報源の探し方、会話の保存、データ共有の有無、最新のCopilotモードに関する質問が多く寄せられます。ここでは、特に問い合わせの多い内容を5つご紹介しましょう。
Copilot無料版についてまとめ
Copilotは無料版でも多くの高度な機能が使えます。特に最新機能として搭載されているCopilotモードは、現在開いているタブの内容をCopilotが一緒に閲覧できる画期的な機能です。
もちろん、Copilotにわざわざその内容をコピペして伝える、1つずつページを開き直す必要もいりません。「表示中のページを要約して」と指示するだけで内容を把握してくれ、今回行ったような商品の一括比較から、その後の調査レポート作成まで簡単に完了します。
こうしたCopilotの業務の生産性を最大化するためにも、セミナーでAIスキルをアップデートして最新機能を有効に使いこなしましょう。
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