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【2026】Revitスクール6選を学習タイプで比較!講習・セミナー・独学との違いと選び方

BIM導入が当たり前になりつつある今、「Revitを使える人材かどうか」が設計・施工・転職の評価を大きく左右します。しかし、Revitの独学に挫折し、プロ講師から学べるスクールの利用を検討している方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、Revitスクールという学び方や、学習方法別の代表的なスクール、正しい選び方についてわかりやすくまとめました。時間とお金を無駄にせず、現場で通用するRevitスキルを身につけたい方は、ぜひ本記事でスクールの魅力をチェックしてみてください。

Revitスクールとは?

Revitスクールとは、Autodesk社が提供しているBIMソフト「Revit」を、実務で使えるレベルまで体系的に学べる学習サービスです。

近年、国土交通省がBIM活用を段階的に拡大していることもあり、Revitを独学任せにせず、スクール型で学ばせる企業も増えています。まずは、Revitスクールを利用する魅力について解説します。

講習・セミナーとの決定的な違い

Revitスクールと講習・セミナーの違いは「再現性」と「定着度」にあります。

一般的に、講習やセミナーは1日もしくは数時間だけで終了するものも少なくありません。
しかし、Revitの基礎といった「さわり」の部分だけしか理解できないため、実際に学んだことを再現したり、長期的に活用したりすることが難しいです。

対して、時間をかけながら深い知識とスキルを学べるスクールであれば、しっかりと技術を定着させたうえで学習を終えられます。数日規模のものから数か月学ぶものまでさまざまなスクールがあるため、学習の「深さ」を求める場合に最適な学習スタイルです。

つまり、Revitスクールは「操作を知るための学習」ではなく、「業務で再現できる状態をつくるための学習」だと言えます。

Revitスクールが向いている人

Revitスクールが向いている人

Revitスクールは、次のような人に特に向いています。

  • Revitを仕事で使う必要があるが、独学では限界を感じている
  • 講座やセミナーだけだと使い方を理解できなかった
  • 設計・施工・BIMオペレーターとして評価されるスキルが欲しい
  • AutoCAD経験はあるが、BIM思考に切り替えられていない

たとえば、Revitには以下の画像のように作図コマンドが複数用意されています。
しかし、モデルは挿入できるがどのように数量を拾うのかわからない、どのように情報を設定するのかわからないなど、独学だけだと理解できないアクションも少なくありません。

モデルは挿入できるがどのように数量を拾うのかわからない

そのため、より深い部分までRevitを学びたい方にスクールがおすすめです。

逆に、「とりあえず触ってみたい」「無料で概要だけ知りたい」段階であれば、スクールはまだ早い場合もあります。上記の項目にひとつでも当てはまるなら、スクールの利用を検討してみてください。

なお、Revitをスクールではなく独学で学びたい方は、Revitをインストールしたのちに以下のチュートリアルにチャレンジしてみてください。

【2026】Revitの基本操作10選!独学におすすめの初心者向けチュートリアル

なぜ今「スクール型」でRevitを学ぶ人が増えているのか

結論から言うと、Revitスクールが選ばれている理由は、Revitが「個人の努力で何とかするツール」ではなくなったからです。

以前まで、Revitを含むBIMソフトは、新規事業の一環として担当者が独学で模索しながら学んでいくのが一般的でした。しかし現在は、国が建設業界において次のようなDX化を推進しだしたことにより、学び方自体にも変化が生まれています。

  • 国土交通省によるBIM/CIM原則適用の流れがある
  • 設計・施工間でのBIMデータ連携ニーズが増加している

独学だけでRevitを理解し、BIM業務に対応することは非常に難しいです。
そのため、業務でRevitを活用するためにも、業界のことを理解したプロからスクールを通じて正しい知識を学び、設計~納品までを回せるようになることが不可欠です。

目的別にみるRevitスクールの正しい選び方

Revitスクール選びで重要なのは「学習目的とゴールを先に決めること」です。
ここでは、スクールを受講する方の状況や目的別に、Revitスクールを選ぶ際の判断基準を紹介します。

初心者・未経験から学びたい

初めてRevitを含むBIMソフトに触れる方は、基礎操作+BIMの実務的な思考をセットで学べるスクールを選びましょう。

特に、Revitの初心者がつまずきやすいのは、「操作は覚えたが、何を作ればよいかわからない」状態です。学んだことを実際に使えなければRevitを学習する意味がないため、以下の学習内容を網羅しているRevitスクールを探してみてください。

  • BIMの基本概念(ファミリ・パラメータ・情報の持たせ方)
  • Revitの画面構成・基本操作
  • 簡単な建築モデルを一から作る演習
  • AutoCADとの考え方の違いの解説

逆に、「いきなり実務演習」「操作説明だけ」のスクールは、未経験者には不向きです。
段階的に理解を積み上げられるカリキュラムのスクールなのか、確認しましょう。

設計・施工の実務で使いたい

最終目的が、業務への活用なら、実務フローを前提にしたカリキュラムのRevitスクールを選びましょう。

実務者の場合、単なる操作習得では不十分です。そこで重要になるのが、設計・施工のどの業務でRevitを使うのかを明確にしたうえで学べるスクールを見つけることです。以下に、相性の良いスクールの特徴をまとめました。

  • 実案件を想定したカリキュラムである(意匠・構造・設備の考え方)
  • 図面出力・数量拾い・干渉チェックの扱いを学べる
  • 施工管理・BIM活用を想定したデータの見せ方をしてくれる
  • チーム作業(ワークシェアリング)の基礎を学べる

実務目的の場合、講習レベルでは再現性が不足するケースが多いため、スクール型での学習でRevitの操作スキルと活用方法を学びましょう。

代表的なRevitスクール6選を学習タイプ別に比較

代表的なRevitスクール

Revitスクールは学習スタイルによって向き・不向きがはっきり分かれます。
そのため、「通いやすさ」「価格」だけで選ぶと、学習効率が落ち、途中で挫折しがちです。

ここでは、以下の学習3タイプを整理し、それぞれの特徴とおすすめのRevitスクールを解説します。

  • ハイブリッド型
  • 通学型
  • オンライン型

ハイブリッド型のRevitスクール

通学・オンラインを自由に選べるハイブリッド型のRevitスクールは、自身(自社)のスタイルに合わせて利用し続けたい方に向いています。

特に複数名で受講する場合、一部地域の型だけ通学が不便になるケースもあります。
その際には、アクセスしやすい数名だけ会場、アクセスが不便な人はオンラインというように組み合わせながら利用できるのが魅力です。以下に、柔軟に利用しやすいRevitスクールを整理しました。

Revitスクール 学習期間 費用の規模感 向いている人
実践的に学べるBIM・Revitセミナー講習 数日 数万円/名 ・基礎~応用を体系的に学びたい
・スクール終了後に実務で使えるようになりたい
Revit講座(BIM/建築3DCAD) 要確認 要見積もり ・就職や転職向けとして学びたい

GETT Proskillの「実践的に学べるBIM・Revitセミナー講習」

通学・Web参加だけでなく、動画コンテンツなど、複数の学習スタイルを選択できるRevitスクールです。どの受講方法でも同じ品質のスキルアップを目指せることから、好きなスタイルでRevitを学べます。

なお、スクールの受講期間も数日と短いため「ゆっくりRevitを学ぶ時間がない」「特定の期日までに学習を終えなければならない」という方にも最適です。個人・団体での申し込みもでき、キャリアアップ助成金や人材開発支援助成を利用することで、費用を最小限に抑えられます。

自身(自社)に最適なRevitスクールを選べない方は、無料相談をご利用ください。

セミナー名BIM・建築 3DCAD Revitセミナー講習
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)41,800円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

アビバの「Revit講座(BIM/建築3DCAD)」

通学型とオンラインを選び、Revitの一元管理機能を学べる建築業向けのスクールです。

講師と1on1でスキルアップを目指すことができ、就職・転職のサポートにも力を入れてあります。Revitスクール受講後に、独自の人材マッチングサービス「Proceed」を通じて、学習終了後までサポートを受けられるのが魅力です。

通学型のRevitスクール

会場やスクールまで通って学ぶ通学型のRevitスクールは、対面指導と学習強制力を重視する人に向いています。

決まった場所・時間で受講するスタイルであるため、特に若手実務者にとっては、学習ペースを維持しやすい点がメリットになります。以下に代表的なRevitスクールを整理しました。

Revitスクール 学習期間 費用の規模感 向いている人
Revit 土木基礎 1日 数万円/名 ・土木設計のためにRevitの使い方を学びたい
Revit ベーシック講座 3か月 20万円台/名
(入学金込み)
・北海道・宮城・埼玉・東京エリアでじっくりとRevitを学びたい

大塚商会の「Revit 土木基礎」

土木設計としてRevitを活用したい方向けに提供されている、1日間の短期スクールです。

モデル作成に関わる基本操作やファミリ作成の流れを理解することができ、プロジェクトの進め方といった一連の業務の流れを学べます。ほかにも、土木応用のスクールや、建築向けの通学スクールも大塚商会から提供されています。

アビバの「Revit ベーシック講座」

一部の主要都市(北海道・宮城・埼玉・東京)で、Revitの基本操作を学べるスクールです。

約3か月間のカリキュラムが用意されており、ソフトの用語や各機能の使い方を体系的に学習できます。

オンライン型のRevitスクール

パソコンとインターネット環境があれば利用できるオンライン型のRevitスクールは、時間効率と柔軟性を重視する実務者に向いています。

オンライン型は、近年最も利用者が増えている学習タイプであり、在宅・夜間・土日対応など、働きながら学ぶ人に適した設計が多いのが特徴です。以下に、実務知識を学べる代表的なRevitスクールを整理しました。

Revitスクール 学習期間 費用の規模感 向いている人
Revitスクール 5か月 10万円台/名 ・Revitの製品契約をスキップしたい
Revitオンラインスクール・レッスン 利用者の要望で変化 9,000円/90分 ・マンツーマンでプロから学びたい

ReCADemyの「Revitスクール」

Revitの入門・基礎・モデリングを学べるオンライン型のスクールです。

BIMの概念の理解はもちろん、基本モデリングや各種ツール・コマンドの実行方法、設定方法まで幅広く学習できます。想定学習時間は12時間であり、スクール契約後は、モデリングに利用できるRevit LTを5か月間使用できる特典をゲットできます。

フレンズの「Revitオンラインスクール・レッスン」

GoogleMeetやZoomを用いて、プロ講師からパーソナルレッスンを受けられるRevitスクールです。業種を問わず、土木・建築・設備などさまざまな目的でスクールを利用できます。

1コマ90分の時間枠が用意されており、都度払いとしてRevitをマスターできるまで受講し続けられます。基本操作の説明はもちろん、実務で発生しやすい修正方法までを体系的に学習できます。

Revitを独学で学ぶのが難しいと言われる理由

Revitを独学で学ぶのが難しいと言われる理由

BIMソフトの「Revit」を操作する際には、モデル、属性情報、設計資料などをすべて一元管理し、「情報をどう設計・運用するか」という部分まで総合的に思考しなければなりません。そのため、独学では理解が断片的になりやすく、実務レベルまで到達しにくいのが実情です。

特に、以下のポイントにあてはまる方の場合、Revitの独学よりもスクール利用が向いています。

  • CAD感覚で操作してしまい、BIM思考が身につかない
  • 選んだ独学用の教材が機能説明中心で、実務に結びつかない
  • エラーや設定ミスの原因が分からず時間を消耗する

直感的に操作を覚えようとすると、「触ってはいるが使えない」という状態に陥りがちです。
学習で挫折をしないためにも、スクールで計画的にRevitの操作スキルをマスターしましょう。

また、独学での学び方を詳しく知りたい方は、以下の記事を読んでスクールと比較してみてください。

【2026】Revitの独学方法!おすすめのトレーニング方法や習得にかかる期間も解説

Revitスクールで身につくスキル一覧

Revitスクールでは、ソフトを単に操作できるようになるだけではなく、実務や評価につながるスキルを段階的に身につけられます。たとえば次のように、独学では習得が難しい「考え方」や「使いどころ」まで学べる点が特徴です。

  • BIMの基本概念(情報設計・パラメータの考え方)
  • Revitの基本操作と効率的なモデリング手法
  • 図面作成・ビュー管理・数量拾いの基礎
  • 実務を想定したモデル構成とデータ整理
  • 成果物を説明できるアウトプット力

これらのスキルを体系的に学ぶことで、「Revitが触れる人」から「Revitを実務に活かせる人」へとステップアップできます。独学で基本操作しか理解できなかったという方は、スクールを通じて実務に活用できるようになりましょう。

Revitスクールの費用・期間の目安

Revitスクールの費用・期間の目安

Revitスクールの費用は、学習形式やサポート内容によって差がありますが、相場は10万〜40万円前後です(あくまで目安です)。また、期間は1〜3か月程度が一般的で、基礎操作から実務を想定した演習までを段階的に学ぶ構成が多くなっています。

しかし、長期間の学習が向いていない人や企業も少なくありません。

そのような方に向けて、短期間で学べるRevitスクールも見つかります。
なかでも、以下のRevitスクールは、基本操作や実務における使い方を短期間で学び終えられるのが魅力です。長期間学ぶスクールと同レベルの学習ができ、費用も抑えられます。

さらには、プロ講師からのフォローや質問対応、復習教材なども利用できることから、費用の安さだけでRevitスクールを選びたくないという方にも最適です。

実践的に学べるBIM・Revitセミナー講習はこちら

Revitスクールについてよくある質問

ここまで紹介してきたRevitスクールについて、よくある質問をFAQ形式で回答します。

Revitスクールは学生版を使って無料で学べますか?
Revitには学生・教育機関向けの無償ライセンスがあり、学生や教員であれば、Revitの製品を購入せずにスクールで使い方を学べます(期限あり)。また、企業の場合は30日間の無料体験版を利用することも可能です。
Revitを習得するのにどのくらい時間がかかりますか?
目安として、基本操作の理解に1か月、実務で使えるレベルまでに2〜3か月かかるケースが多いです。RevitはBIM思考(情報設計)が重要なため、操作習得だけなら早くても、実務で評価されるレベルには段階的な学習が必要です。
RevitとAutoCADのスクールは何が違いますか?
AutoCADスクールは作図操作が中心ですが、RevitスクールはBIMモデルの構築・情報管理・運用までを学ぶ点が大きな違いです。Revitでは「なぜその設定にするか」という設計意図や実務フロー理解が重視されるため、講座内容も思考・実践寄りになります。

Revitスクールについてまとめ

Revitスクールは、Autodesk社が提供しているBIMソフトの「Revit」を、実務や評価につながる形で習得したい人に適した学習手段です。

独学や単発講習では身につきにくいBIM思考や運用力を、体系的に学べる点が強みだと言えます。そして、スクール選びで重要なのが、目的に合った学習タイプを選択することです。

本記事で紹介した選び方や目的との相性、おすすめスクールを参考にしつつ、Revitスクールを選んでみてください。

Revitスクールのアイキャッチ
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